NHKのあさイチ!でも取り上げられる程ふんどしパンツの愛用者が増えているようです。
わたしがはじめて女性用ふんどしを知ったのは、ワコールのウンナナクールでした。その時販売員さんはメリットを教えてくれなかったのでデザインだけかと思っていました。
ソケイ部に締めつける布やゴムが当たらないから、健康にいいし解放感がいい!と教えてほしかったです。
ふんどし女子が増えている理由は?
- はいていない感がして解放感が気持ちいい!
- ソケイ部を締めつけないのでリンパの流れがいい。
特に夏場は快適です。はいてない感じですが、実際にはいていないのとは違い、ほっとする解放感です。
ソケイ部(ビキニライン)を締め付けないのでリンパの流れがいいし、ソケイ部の黒ズミ改善にもつながります。布がヒップに貼りついていないので圧迫されず血管の流れもいいことが冷えの改善にもつながるのです。
リンパの流れがいいのは体の老廃物を排出しやすいのです。ここ大事ですよね?
ふんどしやふんどしパンツはヒップのワキは布がないのですが、下からのあたため効果はあるのです。
はいていない感がいいのなら、はかなくていいのでは?と思いますが、実際にしてみるとはいていないのは、スースーするし、快適でもないです。
ふんどしパンツの方が気持ちいい解放感があるのは使って見てわかったことでした。
寝る時にショーツをはかないのは、冷えます!
タレントの森泉さんが、家ではあまりパンツをはかないし、はかない方がいいんでしょう?と言っていましたがそれは違います。森泉さんは眠る時はパンツはかないでパジャマパンツだけはいたりするとも言っていましたがこれもいけません。
パジャマのパンツは股下を見ると布の接ぎめが十字の形になっています。この形は冷えるのです。専門的な話ですが、股下の接ぎめ十字ではダメで、マチがある形でないと冷えるのです。
その点ふんどしタイプは股下はマチがある形ですよね?その方が温かいのです。実際にマチ付きパターンではありませんが、股下に平面があたるデザインですから。
女性はだれでも個人差はありますが、おりものがゼロではありませんから、パンツはかないのはあり得ないのです。子宮も呼吸をしているし、冷やしてはいけないとわたしは感じます。
ここは男性と体の構造が最も違う、女性は体を冷やしてはいけない理由だと感じるんですね。
ですから昔の人の着物の下は腰巻だけだった、というのは冷えたと思います。
ふんどしパンツの使いやすさは違いが大きい!
ふんどしパンツといってもそのデザインはかなり違います。ふんどし原型に近いタイプから普通のショーツに近いものまでさまざまあって、その使い勝手や機能的な違いは大きいです。
いわゆる、紐でとめるふんどしはズレるので機能的でありません。
色柄は個人の好みでいいのでなんでもありだと思いますが、機能は就寝用にしか向かないもの、マンションのひとり暮らしでドアを閉めれば気軽に誰も尋ねてこない環境の部屋着のインにしか向かないもの、たいていのアウターウエアにも響かず着用可能なものまであります。
形をよく見て機能を想像し、口コミも参考にして選んでも実際に使ってみると、自分には合わないとか、好きじゃないものもありますが、インナーウエアですのでムダにはならないのが救いです。
下着ですから消耗品でもあるので好きじゃないデザインは次から買わなければいいことですから。
詳細は⇒ITOYA STYLE
わたしがいろいろ使ってみてわかった買い方のオススメは、同じデザインは1枚にして、いろいろな形の違うものを5枚か6枚程買い使ってみるのがよいと思います。
サイズも普段どうり、わたしはMと決めるのは間違う元です。普段のショーツでも女医さんから見るとたいていの方はLだそうですです。今まで診察してきてMのサイズが合う人は過去二人しかおられませんでした、とのこと。
わたしは小柄で体重は標準ですが、ふんどしパンツは、MもLもデザインや出来上がり寸法をみて買い分けます。
20代でヒップの小さい方はMの場合もあるでしょう。MでもLでもいける場合は、大きい方にしたほうがよいです。
デザインによってはフリーサイズだったり、Mしかない商品展開のものもありますから、自分に合うサイズがない場合は他のデザインにしたほうがいいです。
ふんどしやふんどしパンツは機能性が第一優先です。色やデザインの見た目の好みは2番目です。体によくて解放感がなければふんどしパンツは無意味ですから。
ふんどしと言うからにはヒップに貼りつかず、ソケイ部(ビキニライン)にパンツのゴムがなく布もピタッとはり付いていないことがメリットなのですから。
見た目は好き好きでどれでもよいと思いますので、形の違いの機能性についてと、素材の違いをお伝えしたいと思います。この点については30年デザイナーとして働いてきたので自信があります。あなたのふんどしパンツ選びの参考になればうれしいです。
ふんどしよりもふんどしパンツが機能的!
ふんどしは四角の長い布、ふんどしパンツはふんどしのソウケイ部を締め付けない利点をとりいれ、ショーツの形にした就寝時でも外出着の時も使えるもの。なのでオススメはふんどしパンツです。
ふんどしパンツも、ウエストが全体でも部分でもいいのですがゴムが使われているタイプがいいです。
紐は伸びないので下にずり落ちそうになったりします。伸びない紐でしっかり結ぶとしんどいですよね?ウエストはゴムが機能的です。
ふんどしタイプを分類すると大きくは、3つのタイプになります。
1.ズバリふんどし
長いてぬぐいのような形に紐と前垂れの裾に配色切り替えのデザイン。
ズレるし、落ちそうになるし機能的でありません。
前垂れのないタイプも紐タイプは伸びないのでズレます。
2.ふんどしの前垂れ部分をカットしてウエストはゴム、または一部ゴム
ウエストがゴムなので脱ぎ着がしやすく、ズレ落ちません。股下に布がかさばりシワになりますが、着て見れば思うほど違和感もなく気になりませんが、就寝用ですね。
ただ素材がやわらかいものでないとごわつきは少し感じます、股下布がギャザーよった感じになるので。
ウエストのゴム部分は、着用時はウエストまでの丈ではありませんから止まる位置の体の寸法は中ヒップ寸法に近いので、Mでいいかな?と思ってもLの方がいい場合もあります。
しかし、長過ぎもずれやすさにつながります。
ウエスト部分全体がゴムの場合とウエスト部分脇が紐、前後がゴム入りタイプがあります。どちらも機能的です。
3.股下部分のかさばる部分をカットしたショーツの形に近い
このタイプは、ソウケイ部にはゴムもなく締め付けない、ウエストはゴムなのでずり落ちないので体快適なショーツ、つまりふんどしパンツ(ふんどしショーツ)というわけです。
ショーツのヒップのワキ部分をカットし、ソウケイ部を締めつない形にした、ふんどしの利点とショーツの機能をミックスした理想のショーツ、つまり、ふんどしパンツの出来上がり!というわけです。
ふんどしパンツがおすすめ!
というわけで、わたしはこの3タイプがいちばん好きです。この形の中にもワキ部分のカット分量が少ないタイプや多いタイプがありデザインはたくさんありますのでいろいろお試しになってください。
自分に合わない基本だけを把握しておけば、下着なのでムダにはなりませんからいろいろ試してあなた好みを見つけてくださいね。
このタイプは着やすいポイントは3っつ
- ウエストはゴム
- 股下は狭過ぎはズレやすいのでショーツの股下より少し広めがいい、せまいと寄ってTバッグみたいになりがち
- 生地はふんわりして少し厚めのやわらかいダブルガーゼや竹布、シルクなどがいい。
失敗しないコツは、自分サイズを知ること。(小さくても大きくても失敗のケースがあります。)
買う時は、同じデザインは一枚にすることです。
ふんどしパンツは普通のショーツよりも合うものは少ないです、しかも高いのです。
就寝時専用!解放感がここちいい、ふんどしパンツ
睡眠用のふんどしパンツは解放感がいいのです
こちらはショーツに近いタイプです。
こちらも参考⇒睡眠専用インナー【癒されねむりふんどし】
股下はギャザーが寄った感じの就寝用
就寝用として機能優先で考えられたふんどしパンツです。ウエストまである丈が長めタイプです。大きめでウエストもゴムなのでゆったりして解放感が抜群でズレにくいのがいいです。ヒップが大きめの方にも安心です。冬も暖かいので一年中に重宝します。
ふんどしパンツのデザインはたくさんあるのですが私が就寝用に望むのはこのタイプでした。ウエストはゴムで丈長めは機能面からははずせないポイントです。色も4色から選べます。
素材は高級ガーゼで糊仕上げをしないので柔らかく肌さわりがいいです。股下の幅が狭過ぎないことはズレにくくていいです。
ウエストはレースタイプもありますが、敏感肌の方にはゴムの方がいいと思います。肌にあたるのは柔らかいガーゼですから。
形はこんな基本タイプです。股下はショーツのように狭くはなっていませんので、いい寝パンツのネーミングどうり就寝用に適しています。
いい寝パンツその他の商品の詳細は⇒パジャマ工房
しかし丈が長過ぎても着用中にズレます。思いっきり長く手作りして見たら機能的にもダメでした。
選びぬいて試す、以外ないですね?リアル店でも素材はわかりますがはきごこちは着用してみるしかわかりませんし、ショーツの試着はできませんから。
あなた好みを見つけて就寝時のリンパの流れをよくし健康アップにお役立てください。
ふんどしパンツのいろいろなデザインを試して見た!
下の写真で使いやすいのは、上からの3枚です。
メロングリーン、ブルーに水玉、濃いブルー無地のショーツに近いタイプ。
わたしは幅広くためしていくつか失敗もしました。デザインにより大きさにより失敗もあるのです。
そして着用して思うのはウエストやヒップの大きさが見た目にも、機能的にも向き不向きがあると思います。若くてスリムな方はどんなタイプも合いやすいでしょうが、ミセスや年配者程デザインにより合いやすさに差があると思います。
ようく見て一枚づつ違うタイプを数枚選んで自分に合うのを見つけるしかないと思います。
多少好みでなくても使うことは出来ますので着倒してしまいましょう。そしてお気に入りをリピートしましょう。
ふんどしパンツは、ソウケイ部を締め付けない、ヒップにも布がピタッと張り付かないことがメリットなのですから、大きめでなければ無意味でしょう?小柄でスリムな方、やせぎすタイプの方は大きめでなくてもいいですよ。
失敗例.1
これは商品としてパターンが不良で着用不可でした。パターンがあり得ない形だったのです。
そけい部に布は当たるし、股上は短すぎてつかえるのです。かといってビキニのデザインにもならない、ショートパンツにもならないおかしなパターンでした。
つまり、股下が貼りつき、ソウケイ部も内腿も締めつけるのです。
楽パンツとして売っているからにはまさか?の不良品でした。そのまま捨てるのも悔しいので、ほどき別布を足してパターンを変えて自分で作り直す予定です。
失敗例.2
もっとも簡単な作りのふんどしタイプの前垂れをなくしただけの形ですが、紐は伸びないのでずり落ちやすいです。
就寝時は使えなくはないですが、ウエストが紐なのが機能的に無理があります。
ふんどしパンツは結構高いので手作りしたい場合は、いくつか買い使ってみて合うものをマネてパターンを作り、生地も参考にして探すのが楽です。
シンプルに作ろうと思えば、生地とゴムがあればできます。木綿生地はやわらかく少し厚めのガーゼタイプからがおすすめ。ゴムは8コールゴム程度。
しっかりした、リバティプリントの木綿などは向きませんね。