糖質はとても大事な生きる基本の栄養素なのに間違った解釈をする人が多いのは残念だと思います。
でも糖質にも良い糖質と悪い糖質があります。
炭水化物の糖質でも、白米と玄米、分搗き米は違うし、米と小麦と蕎麦もかなり違います。
また、インスタントのカップ麺も糖質ですがごはんとどう違うのか?理解していれば使い方も変わってきますよ。
糖質が多い食べ物でも、米と芋とお菓子では違いが大きいです。
食事は正しい炭水化物の主食+適量の副食が基本であることを知った上で個人の嗜好や体質とも合わせ摂るのが大事ですよ。
わたしは、すべての農作物の種から実になるまでを見て育ち、書物でも育て方の違いを知り、消費者としてこだわり今があります。
無邪気に西洋化に傾きすぎた現代の日本の食事事情が残念でなりません。
現代人のアレルギー症やアトピーは食べ物と無関係ではありません!!
おいしく健康に良い食べ方をするために主食の基本をお伝えしたいのです。
【EXITりんたろー。】痩せたいならば「米」を食べよう!
芸人のりんたろう。さんが、正しいダイエットで100kg時代の自分と闘うという、ヤフーニュース。
フィジカルトレーナーで米国スポーツ医学会認定運動生理学士である、中野ジェームズ修一氏のことばは衝撃です!
「お米を食べないと脂肪は燃えない!?」し、筋肉も減るという衝撃事実
- ご飯を食べないと脂肪を燃やすエネルギーが少なくなる
- 糖質が少ないと筋肉をエネルギーに使うので筋肉がおちる
中野さん:「脂肪じゃないんです。有酸素運動をしたときには糖質もメインのエネルギーとして使います。
でも糖質が入ってこないと、筋肉を糖に作り替えてエネルギーとして使うんですね。
筋肉を分解してエネルギーをつくることが“糖新生”です」
中野さん:「炭水化物を抜くと体重がガクンと減るのは筋肉量が減るからです。
※これって怖いですよね?
続いて、中野さん:「少し難しい話をすると、炭水化物は糖質1分子に対して水が3分子癒着しています。だから、炭水化物をとると必然的に水分をとることになるので体内の水分量が上がって体重が増加します。」
「逆に、炭水化物を抜けば、体に水分が入ってこない状態になるわけなので体重が一時的に減るわけです。」
「つまり、炭水化物抜きが痩せるというのは、筋肉量が減って、水分量が減っているから体重が落ちているだけなんですね。」
「だから糖質制限をすると一時的に体重が落ちても、元の食事に戻すとリバウンドするのは、そういう理由です。」
※大幅な糖質制限は間違いだしダイエットのためや健康のためにはしてはいけないし糖質制限しなくてもやせます。
中野さん:「お米は、できればミネラルや食物繊維が豊富な玄米のほうが良いと思います」
「三食和食にすることが一番の太らない食事、実は、日本人はダイエットをするのは簡単なんです」
「絶対太らない食事というのがあって、それは和食。
茶碗1杯のごはん、具だくさんの味噌汁、メインに肉か魚、野菜や海藻の副菜を三食食べていれば絶対に太りません」
健康のために和食の基本を見直しませんか?
日本人が長い伝統のなかで食べてきた和食。
それなのにいきなり肉がおいしいからと、体質も伝統も違う欧米人の食事をまねるなんて変ですよね?
『瘠せたいならごはんを食べなさい by 鈴木その子。』
これは過去にブームを起こした故鈴木その子さんのことば。
ですが鈴木その子さんのやり方も欠点はありました。ごはんは白米で油脂を徹底カットでした。
白米は繊維も栄養素もカットした精製米ですし、質の良い油脂は一定量は必要です。
そうではなく、基本の基本を見直せば、普通の和食でいいと納得しますよ。
多くの研究者が相反する理論を展開するので迷われるでしょうが結論はでています。
日本人は自然な和食で野菜を多く食べるのがよいのです。
自然の和食?白米や砂糖いっぱいの煮物は自然の和食ではありません。
白米は美食を求め精製し過ぎだし、砂糖を煮物にいっぱい入れるのも近代になってからの変化です。
スーパーのお味噌も醤油も発酵食品もどきであることが多いのです。
発酵は菌を植え付け短期で仕上げ、実際の価値を大幅に落とし便利さと低価格と旨味を追求し添加物いっぱいのお味噌になっています。
すべてをまっとうな食べ物にするのはお金もかかり手間もかかり難しいですが、毎日使う基本だけでも改めませんか?
まずは基本の主食であるお米と調味料からがおすすめ!
天然醸造の味噌、醤油、みりん、日本の海水から作る天日塩。
油はサラダ油、てんぷら油のようなトランス脂肪酸を添加して腐らない油にしたものは使わない。まずこれだけでもこだわって欲しいですね。
一度決めて習慣にすればそこだけは当たり前のようにできますね?
しかし、毎日のことだから効果も大きいのです。
主食は玄米か分搗き米のお米が最高です。
白米、分搗き米、玄米の違いは?
3種類ともお米であることは同じ。
違うのは全体食か部分食かで含まれる栄養素の違いと繊維質の量の違いです。
繊維質が多い方が血糖値がゆっくり上がってゆっくり下がります。
ご飯を食べるだけで繊維質も栄養素もたくさん摂れる方がいいに決まっていますよね?
あとは味が好きかどうかです。
ご飯は毎日食べるからそれだけで幅広い栄養が摂れるってすごいことですよね?
ただ、炊きやすさを考えると分搗き米がおすすめです。
3分搗きなら栄養価も玄米に近いし炊き方も白米と同じくらい簡単です。
浸水時間が多めに必要なだけ。
白米がお好きなら、7分搗き、5分搗き.3分搗きと慣れてはどうでしょう?
例え、5分搗きどまりになっても白米とは比較にならないくらい体にいいですから。
出来れはお米は、減農薬や自然農法が良いです。
これはお米に限らずすべての農作物に言えることですがお金も手間もかかるので、まずは主食からがおすすめ。
主食なので毎日食べるからその効果も大きいんです。
なぜお米が一番主食にいいのか?
小麦が源料の糖質であり炭水化物であり主食になり得るのは、パン、うどん、ラーメンなど。
おいしくていいのですが、小麦のグルテンは腸にも脳にも負担があり悪影響があることが知られてきました。
小麦アレルギーでなくもすぐに悪影響がわからなくても蓄積されるのです。
しかも小麦は体を冷やします。
パンは小麦だけでなく添加物も多いし、無添加で作ってもグルテンはあります。
日本蕎麦はグルテンがなくていいのですが毎日毎食は無理ですよね?
米、できれば玄米か分搗き米にすればすべてが解決できるのです。
わたしは3分搗き米を土鍋で炊くと時間も短縮できておいしいのでお気に入りです。
メニューも、寿司、炊き込みご飯、お赤飯、チャーハン、おにぎりなどたくあんあるし、どんな副食にも合います。
後は質の良いお米を選ぶだけです。
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