質素な食事って日本の家庭で食べられてきたシンプルな定番のメニューの食事だと思います。
質素は素敵にもつながることばで粗末とは違うんですよね?
質素な食事の献立の例は、ごはん、みそ汁、納豆、玉子焼き、野菜のお浸し、お漬物という朝ごはん定番メニューとかですね。
ランチなら日本蕎麦とかうどん、など。
夜ご飯なら、ごはん、厚揚げと野菜の煮物、お味噌汁、野菜のお浸しと漬物とか。
しかし、焼き魚や煮魚が加わると質素でないですね。
因みにマックやインスタント食品、コンビニ弁当などは質素なごはんではなく貧しいごはんです。
また、世間一般がイメージする“質素な食事”とは?
多くの人がごちそうと思う肉、魚、エビ、カニなどを使わない、野菜中心のおかずの献立をさしている場合もありますね。
質素な食事とは現代人には意識してほしい体にいいご飯でもあるんですね。
質素な食事の献立は栄養が足りない場合もある
質素な食事は、真っ当な食材で質素な献立なら体にもよくておいしいです。
例えば、自然農法の玄米か分搗き米のごはんに季節の新鮮な食材を使い、本物の調味料で料理すると質素ですがほんとうの贅沢です。
農薬や化学肥料で育てた白米ごはん、スーパーの味噌でつくった味噌汁とおかずが赤いウインナーと玉子焼きとスーパーの漬物なら質素で普通のごはんです。
理由は原料の質が普通で添加物が多いことです。
ですがインスタント食品やファーストフードよりは全然いいです。
インスタント食品は原料が輸入物が多く質が落ちるしさらに添加物も多くなるからです。
国をまたぐとたとえ近くの外国でも、新しい病原菌が入り込まないように殺菌されるし保存のために防腐剤を使うのです。
また栽培されるときの農薬や化学肥料もは国産よりも把握されていません。
もうひとつ質素なごはんが栄養不足になる心配はタンパク質不足ですが、解決はできます。
タンパク質はお肉ではなく、お魚、玉子、納豆で摂れます。
体にいい質素な食事にするには今よりも改善、見直しする
みんなが一斉に自然農法や無添加の加工品に向かっていったら食べ物は足りません。
世界も回りません。
なので出来る範囲から少しづつ今よりはよい食事を心がけて実践するのがいいと思います。
まずは自分で原料から買って料理する食事を増やすのです。
穀物、野菜、果物、肉、魚を買って料理すれば添加物は大幅に減ります。
外食よりも自炊を多くし、インスタント食品は極力減らします。
次に、主食を白米から分搗き米へ変えます。
できれば5分搗きか3分搗きや玄米へ変えます。
次に有機栽培の米や減農薬の米に変えます。
次に調味料だけは本物にします。
味噌、しょうゆ、塩です。
できれば、酢、油、みりんも質の良いモノにします。
油はトランス脂肪酸の入っている、てんぷら油、サラダ油、キャノーラ油をやめて、比較的安い油でいいのは、こめ油です。
味噌、醤油、酢、みりんは本来の天然醸造で無添加のものにします。
塩は安価でも伯方の塩は、輸入の天日塩を瀬戸内海の海水で使用の再製塩ですが、イオン膜や逆浸透圧などの人工的な処理をしていない、自然塩に近いのでおすすめです。
精製塩である、食塩は料理にもお漬物にも家庭では使いません。
ここまでできたらかなり良いと思います。
理想を言えば、米は自然農法、味噌と醤油は天然醸造の無添加で塩は天日塩を使っているものです。
自然農法の米にして玄米か分搗き米にすることは、シンプルで質素で贅沢な主食です。
ただ、米のお値段は普通の2倍から3倍します。
油は太白胡麻油や質のいいエキストラバージンオイルのオリーブ油にします。
塩は精製塩を使っているインスタント麺や加工食品を減らすこと。
もっともいい塩は近海の海水で天日干しの塩ですが伯方の塩やシママースでもいいです。
間違いやすいですが人口的な加工をしている再製塩もありますのでここは注意が必要です。
生命維持に必要な栄養素を摂取するために食事をする
命を育て生きるために必要な栄養素を得るために人は食べます。
その中で自分が美味しいと思える選び方と工夫が大事です。
おいしい=罪悪感ではなく、おいしい=健康を見つける、はできます。
そのために何がどれだけ食べる量は必要か?
多すぎても少なすぎても体質と合わなくても病気になります。
しかし、現代は飽食の時代、口当たりのよさ、濃い旨味、安さ、手軽さなどに傾きすぎています。
また食べ物を成分だけで考え過ぎ。
つまり、フランス人と日本人では体が違う。
今住んでいるのがフランスか日本かでも違う。
日本に住んでいるフランス人か、フランスに住んでいるフランス人か?でも違う。
健康に生きるには、基本はヒトである自分に自然なこと。
健康な食べ物かどうかは栄養士でも医師でも意見は分かれます。
それなら、自分で実践して経過を見るしかないし、自覚症状がなく悪くなることもあるので…
過去のデータや先人の習慣などから予想して選びとることしかできません。
住んでいる地域でお日さまのあたる畑で育った旬の物を食べることが地産地消。
旬の季節のものが栄養価も高く生命力も強いし美味しいのです。
- 夏に露地栽培のトマトを食べる
- 夏に水耕栽培のトマトを食べる
- 冬に温室栽培のトマトを食べる
以上の例だけでも体に与える効果が違います。
体が必要な時に必要な生命力のあるものを食べるのが自然。
トマトができない季節はトマトは食べなくていいのです。
現代人はおいしければどういう栽培か?国産か輸入かも気にしなさ過ぎです。
輸入は商品自体の価値だけでなく、その国の人が食べる食材に殺菌や防腐剤が加わるのです。
ききんで食べ物がない時は食べないより食べた方がいいですが。
成分と旨味と安さだけを考えて選ぶのは間違いです。
だれもデーターはとっていませんので化学的根拠は示せませんが、普通に考えたら想像できることです。
次々に新しい病気がふえつづけることからも結果はでています。
日本ではアレルギー症の人が多すぎですが50年前はほぼいなかったのです。
それまではいくらか食べ物は不足気味でしたが国産がほとんどでパン、乳製品、肉類はとても少なかった。
これは日本人には伝統の和食が合うことを物語っています。
日本では育ちにくい小麦で作るパン、子牛の飲み物である牛乳、腸が長い日本人は植物が合うのです。
パン、牛乳やヨーグルト、肉は腸内環境を悪くします。
試しに1か月、パン、牛乳、肉、小麦の麺類を止めて見てください、
体の調子に変化のない人はいないでしょう。
食べ物の育て方や食べ方を不自然にして病気になって化学的な治療をし続けてもいたちごっこです。
自然農法が理想、有機栽培は農薬、化学肥料よりはよい
一番多く出回っていいる穀物や食材、加工品は畑で農薬や化学肥料を使って畑で作られています。
農薬や化学肥料を使った穀物や野菜、肉や魚を買って原料から自分で料理すればまあ健康に生きられます。
ですが工場でつくられた加工品が多い食事だと不健康になります。
理由は、自分でスーパーで買う食材よりも工場で加工された食品はさらに質が悪いし、見た目や味や保存のために多くの添加物が使われているからです。
畑で農薬も肥料も使わない育て方が自然農法が理想的な食べ物です。
有機栽培は農薬や化学肥料を使うよりはいいけれど、家畜の糞は土を汚し水や海も汚染します。
農薬や化学肥料はもっと土も海も水も汚染しますが。
野菜工場で作られる野菜はおいしく成分的に栄養はあっても生命力は弱いです。
生命力が強く栄養価もあることが食べた人も健康になります。
この点は気づいていない人が多いです。
欧米人のセレブは知っている人は自然農法や加工食品も無添加にこだわっています。
ヴィーガンに向かう人も増えています。
では病気ならず健康に生きるにはどうしたらいいのでしょうか?
食べることで言えば、
自然農法で植物食に向かうことが人も地球も健康に向かう、SDGSにつながるんですね。
あとは適度に体を動かす、ストレッチはウォーキング、深い深呼吸です。