医師が考案した長生き味噌汁がテレビで話題になったことがありました。
お味噌汁は具を変えたりシンプルにしたり、具たくさんにしたりすれば変化もあって素晴らしいで一品ですよね?
玄米ごはんと無添加生みそでつくったお味噌汁に納豆とお漬物でも生きていけるくらい栄養バランがいいのです。
ですがせっかくなのでお味噌の質にはこだわることをおすすめします。
一度正しい選び方を知ればかんたんですよ。
本物のお味噌は高いですがお肉などに比べれば健康経費としてはリーズナブルですから。
医師である小林弘幸先生の長生き味噌汁
材料は、赤みそ:80g、白みそ:80g、玉ねぎ:150g、りんご酢:大さじ1
長生きみそ汁の作り方は
- 玉ねぎをすりおろす
- みそと酢を加えて混ぜ合わせる
- 製氷皿に入れ替えて冷凍する
- お湯150mlを注いで1杯分完成!
小林弘幸先生は出汁は入れなくてもおいしいといわれていました。
玉ねぎをすりおろすのがちょっと大変なのでミキサーやフープドプロセッサを使えばかんたん。
計らなくても、赤みそと白みそは半々、玉ねぎは味噌と同じくらいの量、リンゴ酢はみそ汁10杯分で大さじ1杯と考えればOK。
最初だけは80gってこのくらいというのを知れは後は目安でいいです。
小さめの玉子2個くらいでだいたい80gです。
玉ねぎをすりおろし全部混ぜて製氷皿に入れるのですがわたしは製氷皿は使いません。
ホウローやタッパーなどにまとめて入れて置き数日で使い終わるなら冷蔵庫でいいです。
一週間以上もかかるなら冷凍庫です。
味噌は家庭の冷蔵庫では冷凍室へ入れても冷凍になりませんから、大さじで一人分すくって使う方が簡単です。
長生きみそ汁は普通の味噌汁とどう違うの?
味噌汁は健康にいいというのは昔も今も誰でも思っていますよね?
外国人も優れた日本食ランキングの5位以内に入るほど世界から賞賛されるお味噌汁。
長生きみそ汁は、白みそと赤みその両方の良さを得るために合わせ味噌にしていますね?
味噌は発酵食品であり、
赤みそは抗酸化作用の高い成分が豊富で糖の吸収速度を抑えたり、疲労回復の効果免疫力を高めるアルギニンもある。
白みそにはストレスを軽減すると言われるGABAや乳酸菌も豊富。
たんぱく質や食物繊維などが豊富な大豆が、発酵を経ることでさらに栄養価の高いみそになる。
みそを補強する食材の玉ねぎには活性酸素を取り除き、血管の老化を抑えるケルセチンや腸内環境を整えるオリゴ糖などが豊富。
さらにりんご酢のポリフェノールやカリウム、腸内細菌のエサになるグルコン酸などがある。
悪玉コレステロールを減らすアミノ酸、中性脂肪を燃やす効果のあるアミノ酸で万全。
小林先生によると自立神経のバランスや腸内環境が整い、日々の不調や病気のリスクも減るとのこと
詳しくお知りになりたい方は先生の著書『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)をごらんください。
無添加生みそが本物【味噌の選び方】
味噌は発酵商品ですがきちんと時間をかけて自然発酵させた無添加のお味噌は少ないのです。
無添加味噌はスーパーにも少ないですがあります。
本物は無添加で生みそです。
生みそは発酵が進むので店舗にはおいていません。
無添加に近いのが、原材料と酒精だけのものです。
原材料は穀物、大豆、塩など。
酒精は発酵を止めるために添加されている添加物です。
だから無添加の生味噌は店舗では買えないのです。
生みそは味噌メーカーから取り寄せ冷凍しておき、500g程度はタッパに入れて冷蔵保存しておくといいです。
冷凍しても凍らなくて保存がきくのでわたしは3か月分くらい買い置きします。
メーカーにもいろいろあるので生みそで無添加であることを確かめて買います。
酒精入りでこれ以外は無添加の味噌もおいしいですができれば本当の無添加おすすめ。
なので最悪譲れるのは、原料に酒精のみです。
砂糖が入っているのも買いません。
無添加の生みそはこちらの店舗で買えます。
わたしはマルカワ味噌の白みそを食べています。甘口でおいしいです。
こんどは他のも買って見ようと思います。
味噌のよりよい順にまとめると…
生みそとは発酵の力を最大限に健康にいかせておいしいのです。
発酵を止めていても発酵食品である効果はありますが、より大きな力が得られるわけです。
- 原料のみで無添加の生みそ
- 原料のみで無添加
- 原料と酒精
- 原料にその他の材料や添加物
となり、スーパーで買えるのは、2以下ですが、2も少ないし4が一番多いです。
もっとくわしく原料も見れば、自然栽培の国産原料>国産原料の有機や減農薬>農薬を使った原料>輸入原料
となり、輸入原料は育て方+原料にも保存料が添加されていたりします。
完璧は難しいのでわたしはできる範囲でこだわっています。
お味噌汁は、お味噌と出汁でおいしさは決まります。
無添加生みそ⇒トータルヘルスデザイン
わたしのインスタント無添加みそ汁の作り方
父が作っていた即席のお味噌汁は、お椀にイリコとお味噌を入れお湯を注ぐだけでした。
これが意外とおいしいのです。
多分、お味噌を煮立てないのがいいのだと思います。
生臭いのが苦手なわたしは、中くらいのイリコで銀色のタイプを買い、頭とワタを取りフライパンで乾煎りし瓶に入れ冷蔵庫に保管しておきます。
このイリコと生みそを入れお湯を注ぐだけ、これがおいしいのです。
実に松山あげや浅草海苔、ネギや三つ葉を加えたりもします。
会社から帰っててんぷら作って味噌汁もほしいけれどめんどくさい時便利です。
無添加の生みそにそのまま食べる花かつおを入れてお湯を注いでもおいしいですよ。